カスタムマスク 今日は○○気分 compassion は、現在準備中です。

2020/06/24 10:08

私がマスクを作り始めたのは、コロナの影響が出る前からになります。

まだその頃は、立体マスクってのは、まだそんなに出回っていませんでした。

私は、スクーターに乗るんですが、ツーリング仲間から、マスクがないかな〜ってのが始まりでした。

バイクアイテムで言う、フェイスガードって言う部類に入るんですが、この頃は、オフロードバイクに使うような、樹脂製のゴツいのしか選択肢はなかったんですね。

フルフェイスのヘルメットを被ると使えないこともあり、何回か仲間内では話に出てました。

そもそも、オフロード用のフェイスガードじゃスクーターには似合わないですよね?(^_^;)

やっぱり、半ジェットのヘルメットが多いので、似合うマスクが欲しくなります。

仲間の一人に、服飾関係の人がいて、じゃあ作ろうって話になって、お手伝い程度で始めたんです。

作っていく過程で、花粉症には?とか、仕事で、ホコリがすごくてとか?果樹作業の時使いたいとか、なんか色々出て来て、試行錯誤しながら作ってました。

今年になって、そろそろツーリングの季節が近いな〜なんて呑気な話をしてたら、コロナの影響が出始めました。

市販のマスクが、市場から全てなくなり、当然私達の仕事にも影響が出て、何とかならないかと言われているとき、仲間の一人のお孫さんが通う保育園で、マスクが何とかならないかなんて話が出たそうです。

仲間に話したところ、その服飾関係の仲間が、じゃあ作りましょうって話になり、私も手伝いました。

その話が、他の保育園とか、会社とか広まって、頼まれることが多くなり、最初は無償で作れたものが作れなくなりました。

口コミで広がり、気がついたら300枚を超えてました(^_^;)

マスク自体は、簡単なプリーツマスクと平マスクでした。プリーツも2箇所位しか入っていませんでした。

ネットを見てたら、ある方が【美人マスク】って言うマスクを出していたんですね。

私はこれだと思いました。平マスクや、プリーツの足りない部分を全部補えるマスクだと直感したんです。

早速、販売元にコンタクトを取り、詳しい話を聞くと、自由に使っていいとの事、一応許可をもらい作り始めました。

当時、裏地に使っていたガーゼは、手に入らなくなりました。

色々相談してたら、晒が使えるとのこと、親戚に呉服屋さんがいるので、相談したら、分けてくれるとの事。早速使ってみたら、ガーゼより使い心地が良かったんですね。

それで、今、私のマスクを使っている方はご存知だと思いますが、晒を使うようになったんです。

さっきの呉服屋さん。最初は、着物生地をマスクにと考えていました。

呉服生地というのは、高級な生地の部類に入り、安くないんですね。

確かに、生地自体は、絞りとか、西陣とかたくさんいい生地があり、良いマスクが作れます。

でもマスク本体の価格を考えると、ちょっと無理かなと思いました。

マスク一枚で、何千円と言うのは、私の中では想定していませんでした。

これだけマスクが重要視され、定着されてくると、やっぱり消耗品としては、千円以内が妥当だと考えています。

私もなるべく安く提供したいので、ギリギリまで価格は下げています。

その分、技術も未熟なので、作り方が雑な部分もあるかもしれません。その辺はご了承頂ければ嬉しいです。

まだ、第二波の影響も懸念されています。

3密になるような場所は控えて自衛するくらいしか私達にはできません。

手洗いやうがい等、なんとか乗り越えましょう。